能面作家の記録                           戻る

 
 

ナンシーでの「能面修復について」講演原稿

日本に於いて、これまでの能面の修復はハッキリとした指針のないままに、日本画や仏像の修復技法などを取り入れて、文化庁を中心に学芸員の研究資料や趣味で能面を始めた人たちによって行われて来ました。その方法は、あまりにも短絡的で先の見通しの弱いもので、制作当時と同じ材料を使うと言うことや、可逆性がありいつでもやり直しがきいて元に戻せると言う勝手な言い訳をもとに、沢山の大切な能面が犠牲になって来ました。

制作当時から約400年も経た今、胡粉や膠の材料さえ全く変わっていますし、彩色の絵具でも製法すら違います。まして能面本体の木地でさえ、その水分量や樹脂の状態は変化しています。可逆性にしても、メジウムであるその膠が膠染みを起こしたり、取り除くのに困難だという理由に、安易に表具用の糊を使ったり、酷くはシアノアクリレートまでがアセトンでの溶解が可能だと学会で発表されるほど堕落していました。

表具糊は黴の原因にもなりかねず、年代の乾燥によっては亀裂の原因にもなります。

シアノアクリレート(アロンアルファ)は、いくらアセトンで溶解すると言っても、染み込んだ周りの彩色には確実に損傷を与えますし、大切な木地も元には戻りません。

本来能面は舞台で使用されるもので、やり直しを期待しながら未熟な修復をすべきものではありません。可能な限り支障なく今後の未来に於いて使用に充分耐える者でなければならないし、中途半端に修復個所を分かる状態にするなどと考えるのは、無責任な技術の未熟さを前提とした言い訳にすぎません。

能面修復は、先ずその時点での最善を考え、最良の状態で未来に繋ぐことを優先しなければならないのです。

特に、能面の修復に特別な専門性が必要とされるのは、殆どの能面(古面)が、その制作されたその時点で、それまでに伝えられた古面の写しだと言うことです。その写しは、対象となる面の形や色は勿論、時代による汚れや傷み、剥落までも写し取り、面裏の漆の状態まで瓜二つに似せる事を目的として来ました。

よって、その際の作者による作り傷や、意識的な剥落部分まで修復の際に手を入れてしまうと、原本を換えてしまう事になります。勿論、大切な雰囲気も変わりますし、継承している時代の途中で写された能面の、その時代での確実な存在すら消滅してしまいます。

そこで修復技術以前に、何処をどんなふうに手を付けるか、どの傷を直してどの傷や剥落を残すかの検討が大切になります。それには、その能面が現代に至るまで、どの時代にどんな面打ちによって写しがとられ、またその時代に修復をされ繋がって来たのかを、古今東西を問わず認識することが大切なのです。

今回の修復指導に於いても、技術的な問題より伝わった能面の歴史的な意味と、修復個所を決定することに、まず時間が掛かりました。

基本的な技術に於いても、私がこれまで独自の技法で修復して来たものに破綻がないと言う現状を基本に、フランスでの材料や修復条件に全く差しさわりの無い条件を日仏双方で充分検討し、上記の目的に叶った最新の修復技法が完成されると思っています。

                  令和59月4日  能面師 後藤祐自

 
 令和5年2月11日から、久々にフランスに渡航します。行先はナンシー美術館で、そこで能面(古面)修復の
指導が今回の仕事です。自分で修復するより大変な気がしますが、指導も大きな役目だと思うので
引き受けさせて頂きました。今年度の重要な金沢市からの依頼です。
これまで、能面師と言う仕事が認められ、市民権を得ると言うのが第一の望みだったのですが、この機会に
何とか公に認められれば、これからの能面を守るという仕事に弾みが付くと思っています。
これまでのありとあらゆる知識と経験を持って、真剣に取り組みたいと考えています。 祐自
   私の恩師、
江口草玄(久男)先生も百歳を目の前にして元気です。平成30年99歳
   京都の我が家がすっかりなくなって更地になりました。
私の一つの時代が終わったような気がします。平成30年8月8日
           
 長男の子
彰人
 長女の長女
沙季
 三男の子
太一
 次男の子
紗江
 長女の三男
 一番右が四男の子、琉斗
           長女の長男
巧も今年から小学一年生。弟の翔も元気です。紗江のお宮参りも終わって、8人の孫たち皆、健康家族です。
2018年8月
    ○2016年8月14.15日とお盆の最中に立山登山に 行ってきました。あいにく天候が悪く翌日の雄山登頂から下山の際には、遭難するかと思うほど体が冷えて体力の消耗を招きました。
山をなめてはいけませんね。室堂近くにある日本一高所にあるといわれる、みくりが池天然温泉で命が救われました。雨の中、ライチョウ達が優雅に出迎えてくれて、気持ちが和みました。  祐自
   
○目に見えるから、その内側の本当の象や真実が見えない。見える目に頼るから、目で自分の行動を制御しようとする。もっと、自分の心のうちにある眼を信じて、自らの実行と経験に積み上げられた自由な動きを、確かめたほうが良い。
齢を取ると、目が見えなくなる、耳が聞こえなくなる。体のあちこちが痛くなって、行動が制限される。
いずれのことも、世の中の表面的な煩わしさに惑わされないで、そろそろ酷使して生きてきた身体の、自分の内なる宇宙に目を向けて、いかに天命をまっとうするか悟りを感じて、終焉を準備する様にという親切です。
● 昨今の、政治家やマスコミの取り上げる話題に、待機児童が増えているとか、介護施設の増加によって介護士の数が足りないとか、大きく取り上げられているが、国民を騙して新しい投資や見返りや、税金の取り立て先を作って、ひたすら働きアリのように低所得層をこき使う都合のよい悪政に洗脳された世論を利用しているだけである。
○本当に足りないのは、優しく責任をもってつらく苦しくても自分の子供を育てようという真面な親達と、心から敬愛する両親を責任をもって、もしもの時には介護しようと協調性を持った、優しい子供達が足りなくなっているだけ。あとは、悪政に騙されて、税金徴収に振り回すために、若者の実質賃金を下げ、男親一人、女親一人の働きでは到底生活していけない社会の、根本的な問題だろう。
  今日の自分を取り巻く環境を作ったのは、10年20年前の
自分の行動と考え方であり、10年後、20年後の自分を
取り巻く環境を作るのは、今日明日の自分の考え方と、行動なのです。体の健康も全く同じことが言えるでしょう。
毎日を真剣に、世俗やマスコミに流されることの無いよう、
ぶれずに真剣に生きましょう。     4月14日後藤
   出演料を頂いて
演奏するという点では
尚志の初めてのデビュー
です。どうなるかと
心配でしたが、名人の
赤井先生のおかげで、
楽しい時間が過ぎました。
 
   古くからの友人、良き兄貴分でもある久幸氏と、
金沢21世紀美術館で開催の「井上有一」展に行ってきました。この場所でのやっとまともな展覧会でした。
 
     宝生流の若手能楽師の大二郎君と
白川郷に行って、白山スーパー林道から中宮温泉に入って返って来ました。気持の良い二日酔いの一日でした。中宮のお湯は、熱いけどゆったりできる良いお湯です。
       
    冬の医王山スキー場から幼稚園の入園、白峰昆虫館から長野の善光寺詣り、翔の大好きなシャベルカー と色々です。
 またまたあっという
間に平成26年の11
月が終わろうとして
います。
いろんな事があり過
ぎて記録が追いつき
ません。
     感謝の「翁」
       
  我が家の御墓は、
京都四条の壬生寺
にあります。上は
父の法事に出掛け
た時の写真です。
10月には 家内の
母が亡くなると言う
残念な事もありま
した。
 
上、 
お気に入りの写真

右は兄弟が背を向
けながらも、楽しい
読書のひと時です。
     
 
        平成26年6月20日に出掛けて、和歌山県道成寺にお参りに行って来ました。
観世流シテ方ご夫妻と、白浜にも泊めて頂き温泉にもゆっくり浸かって、清姫に焼き殺されるどころか、命の保養をして来ました。ホテルから見える穏やかな湾では、漁師さんが何やら獲っていました。物語は凄まじいですが、とても素敵なお寺でした。
       
   今年も山の幸「山菜」を一杯収穫しました。タラの芽・こしあぶら・
もみじがさ・こごみ・タケノコと、
連日の収穫に、体重が心配です。
タケノコは今年は表年でもあるので
本当に沢山獲れます。
山から下りて直ぐにあく抜きをしたタケノコは絶品です。26年4月
 
     平成26年4月です。下の報告から、あっという間の一年が経ってしまいました。嬉しい事ですが
本当に忙しくさせて頂いてている毎日です。
その間に孫は3人になって、我が家に遊びにやってくる2人の孫は、賑やか三昧のやんちゃをするようになりました。こちらの足腰が痛くなるのも当たり前の年齢になってきました。
仕事の合間の彼らとの息抜きにも、改めて体力を鍛えねば付いて行けません。
  大好きな孫と、白山姫神社に
お参りに行きました。私は年を取って爺さんになって痛い所や不自由な部分が増えるばかりなのに、これからどこまで大きく成長するか未知数の楽しみに充ち溢れた幼い子供は、何物も敵わない魅力を持っています。 平成25年4月
              祐自
←左の写真は我が家の3男坊が5月10日に嫁さんを貰いました。素敵な奥さんが出来て良かったね。
何時も二人で仲良くして欲しいね。
でも一年後に、離婚しました。<m(__)m>
                         →
 右の写真はこれから困難に立ち向かって一人前の能楽師になって行く、楽しみな若手能楽師です。 どちらも応援したいですね。
 
     
 「面匡会」の生みの親でもある会長の藤井彦四郎さんが平成24年10月秋に逝去されました。本当に御苦労様でした、感謝するのみです。祐自
 
  自国の美術の見せ方を知らないのは、日本の中途半端な学芸員と美術館を単なるの箱モノ予算の場所
として、金銭価値ばかり考慮する政治家的な、あるいは官僚、公務員の資質の低さだと考えられる。
 大した知識の持ち合わせも無いのに、2・3週間研修しただけの素人が管理側だからと、特権を振り回して
自分たちの無知を暴かれそうな専門家を除外して、表向きの利益や地位を守ろうとする卑しい気質が
染み込んでいるからでしょう。著名専門家はまた、自分より知識の深い専門家を排除することで自らの立場
を守る事に専念し、税金を食い物にする官僚や政治家はまた、見かけ倒しの芸術家に隠れて予算を蝕む。
 美術館のコーナーで座っている管理のおばさんたちまでが、醜くて美術品に似合っていない。
美術教育の幼稚な日本で、屏風やふすま絵のコピーを見せられて感動している日本人。
嘗ては美術王国とまで言われて、印象派に大きな影響を与えた日本が、目の前の己の欲でしか物事を
考えない現代美術にぶら下がる政治家・著名人達によって、かくも短期間に最低の美術環境に変えられて
しまったこの国に、美しい未来はあるのだろうか。        2012年4月24日
 
左はパリ印象派のオルセイ 美術館です。
光が館内一杯に注ぎ込んで、しかも美しく統制されて、ルーブル同様に本当に素晴らしい美術館です。自国の美術の見せ方を知らない恥ずかしい日本とは、正反対です。4月3日
   
ゴッホ・セザンヌ・モネ・マネ・ドガ・等々の名画を目の当たりにして、生きた絵画の横で写真が撮れます。    右はパリで一番通った、素敵な店です。スタッフ全員が格好良くて、パリを充分に味わえる、美味しいサンジェルマンのお店でした。
左は通訳のマリさんと、会場にみえたダンディーな黒人の紳士です。
  
 
   
  左はルーブルのモナリザの前に押し寄せている観客の写真です。
皆、写真を撮るのに夢中です。真ん中に何人かいるのはSPです。 
  ミロのビーナスの前も記念写真を撮る人で賑わっています。それにしてもあまりに美しい彫刻です。360度どの位置から見ても、甲乙が付けられない、完成された美しい造形です。4月8日 
 
下は能面に関する原稿です。パリでの講演の為に作った原稿です。
クリックしてみて下さい。
 能面原稿1. 能面原稿2. 
  平成24年12月30日
今日は昼前から、毎年の 年末の恒例になっている
餅つきをしました。雪のちらちら舞う中でしたが、
大した雪にもならずに、無事に今年も終える事が出来ました。石臼で15キロ以上の餅を搗くので、まる一日仕事になってしまします。
最近は子供達も大きくなってくれたので、私はたいして何もせずに済むので、嬉しいことです。
大晦日から元旦は、我が家は17人の家族
になります。寝る場所が大変。
   孫の巧も、餅を食べて
大きくなって貰いたいです。
 
皆が帰ってくると、車だけでも7台になりました。
周りの道路は除雪車が通るので駐車できない為に、私と二男の車は下の家に追いやられています。これからもっと車が増えたら、どうなるのか恐ろしい話です。       祐自 
 
 
  何でもかんでもの自己流は良くありません。花や作物を育てるのでさへ、相手の事を良く調べて良く考えて判断をしてを加えなければ、折角の成長を妨げて、生命を奪う事すらあります。
節約や効率と言っても、世の中は常に人と人、物と物との細かい関係によって繋がりあって成り立っています。身勝手な安易な節約は、廻りまわって自分に返る事になります。
世の中に無駄はありません、自分が何を選ぶかだけが問題です。無駄を嫌っていては、本当に優しい自分は出来ません。
ただこの高価なグラスは、一度使っただけで台座が取れてしまいました。
作家の技術や作品へのこだわりは、何処に行ったのでしょうね?
この無駄遣いは、どう返るでしょうかね。(^O^)  6月20日
    能登、狼煙近くの海。
荒波で沢山のワカメ」が砂浜により着いて
います。
美しい景色に、時間を忘れてワカメ採りです。 
 
 私の小学生高学年から中学生、そして極最近まで、音楽と言えば
クラシックであって、趣味的にはビートルズ・クラプトン・S&G・PPM・ディラン・ドノバン・シェリルクロウ等の世界に浸る事を至福の時間として来ましたが、
今になって急に、美空ひばりやテレサテン・都はるみの演歌や、河内音頭や民謡の世界が心地よく、能の謡のリズムや抑揚が、我々の祖先の慣れ親しんだ自然の山や川のせせらぎの音のように、構えることなく穏やかに安心
して受け入れられる癒しの時間を感じさせてくれます。
 単に、歳を取ったという事ですかね。平成23年6月13日
 
 最近、日本の「お稽古事」というものが全く解らない人が沢山います。
日本にはもう、文化的な思考と言うのは無くなっているんでしょうか。
若い時の私を考えると、自分自身もお恥ずかしい限りですがね。
★「金持ちになる人・出世して偉くなる人・有名になる人 」ただ、それらの事と、「心豊かに穏やかで幸せな人生を感じる人」とは全く別の問題であります。富や名声が人を創り出すのではなくて、その人個人がどんな行動を好しとして考え方を積み上げ実行しているかによって、その個人の行動の自己責任の結果として、いかなる方向の成果であるかが生まれて来るのです。その自己の責任をきちんと意識して自覚出来ているかが、思わぬ不幸に嘆かずにすむ幸せな感覚ではないでしょうか。

自分を豊かにしてくれる環境も、自分に不快感を与えてる環境も、自分の前の己を写している鏡にすぎないでしょうし、そのどちらもが自分を確かめる情報であり自分を知るための知識の泉なのでしょう。

★自らが進みゆく方向に責任を持つことが出来れば、良いと見える事も、悪いと見える事も、冷静に考えると大差はありません。

古より、良き時は慎重に、悪き時は前向きに「勝って兜の緒を締めよ」と戒めていますが、物事全てには「表と裏・阿形と吽形」は必ず存在しています。どんな現象もその事を捉える立場や方向が違えば、全く逆の捉え方になります。それが意識できるかは、自己責任の結果にも表れて来ます。

★それが、能面の形であり能面を知るという事でしょう。 
         平成23年 5月24日 祐 
  ●5月15日(日)
北陸中日新聞の夕刊の、なんとテレビ欄の真下に、紙面の半分以上を占めて私の記事が載りました。
恐ろしい事ですが、新聞社の親友、今宮氏に感謝です。 
 
 
  何でも携帯の写真に収める、大先生です。     一番右で携帯を構える観客は、何処かで観ましたね。(^O^)
平成23年5月15日
 
 
       
久々に お世話になってる楽しい友人達と、朝まで梯子酒を楽しみました。ワインに始まって日本酒、天麩羅、カクテル、ラーメンと潰れるまで飲みました。
上の写真は一階から二階の床の間を突き抜けて生きている松の木や、秋田杉や銘木桐を使って、粋を尽くして工夫された江戸期からのお茶屋さんの見事な御座敷に感心して見入っているおじさん達です。       5月14日 祐自
 
  修理に来ている是閑型の般若です。作者は恐らく江戸中期の友水康久だと思われます。 
造形的に嫉妬深い恐ろしさは
弱いのですが、彩色の非常に美しい「般若」です。
本当にいろんな面がありますね。5月10日 祐自
 
  和の会の前に上野に出掛けて、上野の森美術館展に出展された二女の「かぼちゃ」
の絵を見て来ました。中は撮影禁止で残念です。我が子の作品をお金を払って観るなんて(ー_ー)!! 
  能登半島の先端、珠洲の狼煙の浜に、荒波に打ち上げられた「ワカメ」
が沢山よっていました。
暫く、食材の海藻には困りません。5月1日
  平成23年4月30日の「和の会」の「鉄輪」で家元がお使いになった「生成」です。作者は友閑だと思います。最近は鉄輪では
「橋姫」の面を使用する事が多く
生成は気持ちが悪いと敬遠されていました。宝生の面の層の厚みを利用するためにも、あえて今回生成を試されたのだと思います。家元の気迫が隅々まで行き届いた緊張感に満ちた舞台でした。
 

  タケノコやタラの芽は前日の裏山の収穫です。今日は大量のこごみと蕗の薹が収穫でした。
山菜はクエルチンやポリフェノール・ケンフェノール・ビタミン群等を多量に含み、高血圧の予防や、胃腸を活性化させて健康維持に働き、身体の抗体を高めて、しいては抗がん作用を強める働きが強いそうです。
東北地震の二次災害となっている原発の放射能汚染も、山菜を食べることで体内の放射能を排泄する作用があるかも知れません。左の写真は、山の中に突然にニョキッと出ているカランもない蛇口から、一年中大量に湧き出ている山の地下水です。 放射能を流してくれます。コーヒーに使うとまろやかで上品な味になる不思議な水です。
ポリ缶で汲みに行きます。神の恵みぞ有り難き。4月22日 祐自
     
 
   まだ雪深い山の中を
こごみを探して活き活きと歩き回る嫁。
4月22日
     雪の下には
蕗の薹やこごみが一杯出ていました。
思いがけない大漁でした。
 コンピュータのトラブルには、まっこと泣かされます。4月22日
  今年のサクランボの花は例年よりも遅く、それでもまだまだ肌寒い中ですが、この数年来で最高の満開でした。はたしてサクランボは出来るでしょうかね?   四月三日の京都「六孫王神社」の境内の桜です。教室の場所なのですが、まだ満開の花見には早いようです。 
平成23年4月9日に長女が結婚しました。面匡会・祐門会よりのお祝いの電報を頂いて、本当に有難うございました。       まずは幸せそうなので、一安心です。

ちょっと頑張って、日本男子らしく紋付き袴で式に出ました。
子供達からは、一日親分と呼ばれていました。
親としての仕事も大変です。長男夫婦も千葉から来てくれました。
● 大地震・大津波で、東北や関東地方が大変なことになっています。
見せ掛けだけのエコや環境対策が、如何に地球を怒らせているか、世界が一つになって考えるべきでしょう (ー_ー)!!   平成23年3月12日
今日はこれから、修復・修理の面を持って、伊勢に行きます。  後藤祐自
 ●先日ある人に、私はむつかしい人だと言われた。言った本人は分かりやすいと言うより、他人の話を全く聞こう
としないで自分の事しか考えていない確かに単純な人だった。
●50CCのバイクで風を斬り、道なき道を散策し、荒れた道路をもろともせずに、いつかは真っ赤なスポーツカー
や高級車にと、男のロマンの演出に憧れた人の気持ちが重かった時代は何処に行ったのでしょう。    祐自
 
画家「入江波光」 が言っています。
「我々は脈々と流れる、、祖先からの地下水を掘り当てて飲まなければいけない、
上水は毒である」
「花を忠実に写生する事よりも、花を咲かせている真実の観察が肝要である」
「物事は、慎重の上にも慎重を期すべきです。そのものの背後、状態、結果、
あらゆる全宇宙的な関連性の認識の上に立って、一つの方向を決定すべきです」

●表裏一体です。表があれば、必ず裏がある。裏の見られない人は、結局何も
観ていない人です。眺めているだけでは何も見えません。しっかりと真実を見極
める意識的な観察を習慣付けなければ、意識の無い世界に流されてしまう。
 
   ○昨年来、政府の補助金政策を受けて、プリウスを先頭にしたトヨタやホンダのエコカーと言われるハイブリッド車が飛ぶように売れました。国内の道路上では確かに、何処を見ても同じようなエコカーが列をなしています。
政治家や官僚の陰謀に嵌められて、何もかもが誤った的外れの一向一揆のようなエコブームに載せられている今の日本が心配です。本当にエコを掲げるなら、少しぐらいの税金のお恵みがあるからと(と言ってもその分は製品の品質の手を抜く事で最初から価格に載せらているのですが)そんな無駄な消費はしない事です。古いものでも良いものを、大切に長く使う事がエコでしょう。
政府は、国民の無駄遣いや無駄な買い替えを、制限するのが正しい態度でしょう。
最近の補助金エコブームで大量に出た、鉄くずのゴミの塊はどうするのでしょうね。
エコだ燃料の節約だなんて本気で考えるのなら、真っ先にトラックや大型重機の燃料消費を減らす事を考えるべきだし、大型乗用車や大型ワンボックスにハイブリッドなんて本末転倒の発想で、エコ優先なら皆が軽自動車に仲良く乗れば良いし、通勤も電動自転車にでもすれば本当にエコな良い国になるでしょう。
家電製品にしても、なぜこの時期に無理やりのテレビのデジタル化なのでしょう?
嘗てのブラウン管のテレビは、20年30年平気で長持ちをして来たのに、最新と言われる液晶テレビは液晶に短期的な寿命がある訳で、直ぐに画面に色むらが出たり暗くなったりバックライトが切れて画像が飛んだりで、近い将来に直ぐに欠陥液晶テレビゴミのブームが来ることになる。こんな日本は何処が幸せなんでしょう。 2月21日 祐自
 
  夕焼けは赤いというイメージ
ですが、大雪の後の夕焼けは
白い雪に電灯の明かりが
混じって、全体がブルーに
包まれたようになっています。
幻想的な光景です。
ガレージの雪下ろしをしました。
2月1日 
       ←雪の白山姫神社です。
思いのほか凄い雪に
驚きました。雪の中、白と黒のコントラストは、神社に威厳と重みを与えて
います。
撮影1月31日の戌の日
  
 2011年1月31日
凄い雪です。30日の京都からの帰りは、1時間58分遅れでした。それどころか私の後のサンダーバードは2日間も列車の中に閉じ込められたようです。
   驚き(@_@;)!
これは家内の車の運転席の窓に氷柱が一杯出来てぶら下がっていま
す。

   今日は名古屋の徳川美術館に「尾張徳川」の所蔵能面を見に行きました。雪がちらつく北陸道ですが、気持の良い景色です。
ただ酷かったのは、徳川美術館の能面の展示と解説。それに出展能面のレベルの低さです。以前平成6年頃の同展覧会に出展された能面はなかなか優秀な作品達で、江戸能面の層の厚さを感じさせてくれましたが、今回の
展示面はそれとは対照に余りに掛け離れた質の悪いもので、徳川美術館の
意識の低さを物語るものでした。作品は殆ど傾いて曲って展示されているし、
変な人形に被せておもちゃのように扱われているし、嫌悪感を伴う内容でした。
気分転換に熱田神宮の近くの「ひつまぶし」を食べて帰りました。これは美味でした。お薦めはなんと、カキフライも最高でした。1月19日
2010年12月30日に
家族で餅つきをしました。
雨降りの一日でしたが、
子供達みんなが手伝って
くれて、楽しい餅つきです。
千葉の長男夫婦や、嫁いでいった長女も手伝ってくれて、暫し賑やかな我が家の風景でした。 キヨ婆さんは
餅切りは自分の仕事だと
頑張っていました。
臼や蒸篭は私の親父の代から引き継いでいる石臼
です。暫く身体が痛くなり
そうです。
   

 2010年11月の森の里
で虹を見ました。左手に
ジャスコがあります。
上の写真、左側は京都の教室初めの
帰り、10日恵比寿の宵祭りに、一年の
景気の上向きを祈願して来ました。
右は、京都に向かう車中です。下の
写真はキリンシティーの
ハーフ&ハーフです。 
1月9日
  ← 15日、年頭以来毎日のように、雪が降ります。今年は寒い冬です。
愛車も冬籠りで眠っています。早く暖かい日差しの中で一緒に風を斬りたいと
言っているようです。→
    京都寺町にある
キリンシティーですが、
ここは気軽で値段も
安くて何を食べても
美味しい
お店です。太り過ぎるかも\(~o~)/

東京行きの 飛行機の中から。 1月17日
     ホテル前の 夜景
     夕方の綺麗な夜景
にちょっと感傷的に
なります。東京は不思議な町です。
総武線の坂の向こうは、街路樹のようにビルが立ち並ぶ
グレーの世界です。
遠くの月が昔を
思い出させます。
1月18日