祐門会     

祐門会教室連絡
 祐門会(ゆうもんかいは)石川県教育委員会文化課の主宰で、後藤祐自を講師として
1990年(平成2年)に設立された能面教室です。
その後、後藤祐自の主催する能面教室に生まれ変わって教室の場所や数も増えて、
今では生徒の中から能面作家になる人が出たり、新しく出来た教室の先生を任されたりで、
能面を核にして集まった仲間たちの楽しい会です。

 京都には兄貴分になる京都祐門会があり、
東京には宝生流家元主催の宝生能面教室があります。

 今まで、「北陸能面展」をラブロ片町・北陸電力エルフ金沢・
金沢観光会館展示室・金沢県立能楽堂・金沢21世紀美術館・金沢能楽美術館
香林坊大和百貨店・石川県しいのき迎賓館、石川県生涯学習センターで開催してきました。

京都では、京都府立文化博物館等
 それぞれの思いや目的を胸に、楽しく能面制作に取り組んでいます。
 「京都祐門会」
   「京都祐門会」です。
初代・藤井彦四郎会長を
中心に昭和59年に「面匡会」が結成され、
「京都能面展」を主催し、毎年開催しています。
現在は藤井会長が平成24年に逝去され、
「京都祐門会」と改名し、北村 彪会長のもとに
能面の研究に励んでいます。

   

この度は祐門会の皆さんのお陰で、
念願のホームページが出来ました。
 これからは、私の制作活動の近況や教室の
皆さんの楽しい風景をはじめ、能面の展示室や型紙の紹介を充実させ能面に関する
深い知識や要望に応えられる、魅力あるページにして行きたいと思います。 
               後藤祐自
 


金沢市立金沢美術工芸大学美術学部日本画卒業
・西山英雄・西垣籌一・江口草玄に師事
・京都市立中学の美術教諭を経て、独学で能面の研究
・日本各地の能面調査、修復、修理を続けると共に、
・能面の研究団体「面匡会」「祐門会」を主宰して、制作実技の指導にあたる
「京都能面展」・「北陸能面展」を京都と金沢で毎年主催開催
・鐘紡繊維美術館監修(毎日新聞社)「鐘紡コレクション・能面」共著

・三重県伊勢市の「翁」「黒式尉」「大悪尉」「喝食」「三光尉」
(県指定有形文化財)等の復元模写制作
・白山神社御神木の杉材で、神面「菊理姫」を創作奉納
・北陸中日新聞において「能面談義」「紙つぶて」を連載
・富山県射水市放生津神社の築山神事面(県指定有形文化財)12面の
修復・復元制作。
・岡田財団・住友文化財団・日本文化振興財団等の助成金による、
文化財修復・復元制作の事業に携わる。
高円宮典子様・千家国麿様のご結婚お祝いに宝生宗家より「翁」進呈
金沢市指定文化財能面9面修復
他、能面紹介に関する執筆、講演多数

テレビ東京「和風総本家」・NHK「現代の巧」等に出演
観世流・喜多流・宝生流・金剛流能楽師所蔵面多数
・大阪阪急百貨店美術画廊・金沢香林坊大和百貨店美術画廊
・京都文化博物館・財団法人京都野村美術館等にて個展多数
2012年4月2日〜7日 フランス・パリ・エスパス・ベルタン・ポワレにて個展
4月7日〜13日パリ、アクリマタシオンジャパンイベント展示に能面展参加
・金沢能楽美術館主催「現代能面美術展」審査委員
・現在は、宝生流宗家・金剛流宗家の能面修復・復元に専念する